LINEポケットマネーに申し込んでみた。審査基準や口コミ評判は？

どうも、狩井玲王と申します。
前回の記事で消費者金融「いつも」に申し込みしたと報告しましたが、今回は懲りずにLINEポケットマネーにも申し込んだので検討している人の参考になればと、記事にしてみました。

前回の記事は以下よりどうぞ。

LINEポケットマネーについて

言わずもがな、LINEが提供するローンサービスになります。
LINEだけで気軽にお金が借りれるとして2019年8月にサービスが開始されてから、年間数十万人が申し込みをするほど人気のサービスとなっており、特徴として貸付条件などはAIによるスコアリング（LINEスコア）での審査を導入しています。

LINEポケットマネーの会社情報

会社情報は以下になります。

商号	LINE Credit 株式会社
本社所在地	〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1
設立	2018年5月1日
資本金	非公開
貸金業登録番号	東京都知事(2) 第31721号
協会	日本貸金業協会第006067号

LINEポケットマネーはLINE（LINEヤフー株式会社）のグループ会社であるZフィナンシャルと、メガバンクのみずほ銀行、大手クレジットカード会社のオリエントコーポレーションの3社が共同出資して運営している「LINE Credit株式会社」が提供するローン商品になります。
20～30代のLINEユーザー中心に利用が広がり、2023年に累計貸付実行額が1,000億円、申込者数150万人を超え、すごい勢いで拡大しています。

LINEポケットマネーは行政処分を受けた事がある

LINEポケットマネーを提供するLINE Credit株式会社は、貸金業法で定められた「個人への過剰な貸付け等の禁止違反」「返済能力の調査義務違反」「業務運営に関する措置義務違反」などがあったとして、2020年1月に東京都から業務改善命令を受けた過去があります。

著者のLINEポケットマネー申し込み体験談、審査結果は？

前回の記事でも書きましたが、今年に入って年収が増えたので、著者の中では総量規制の枠が20万円程増えたと考えております。
とは言え総量規制対象外のローンも含めると相変わらず800万円以上の借金があるのも事実なので、審査が柔軟だと言われる中小の消費者金融である「いつも」に申し込みをしたのですが残念ながら審査には通りませんでした。
なんだかんだ借入件数や借入額が多い場合は中小消費者金融より大手消費者金融のが審査に通る可能性は高くなるといった過去の経験則も踏まえ、今回は中小ではなく、大手消費者金融で再チャレンジしようと決め、特に現在勢いのあるLINEポケットマネーに申し込みをする事にしました。
というのも実はLINEポケットマネーに申し込むのは今回2回目で、過去に申し込みをした事がありますが、その時は審査通らずでした。ただ、その時より年収も上がったので、ひょっとするとひょっとするかなと淡い期待を胸に、再度申し込みをした次第です。
念の為、事前に借入診断をしたところ、「お借入可能と思われます」の結果に。

総量規制内での借入になる事はわかっていたので、予想通りと言えば予想通り。
そして、平日の昼間にLINEから申し込みをして、借入希望額10万円と控えめに設定。
LINEポケットマネーはAIによる審査を取り入れており、最短10分で審査結果が届くので、遅くとも当日中には審査結果が出るかなと思っていましたが、翌日の朝一にLINEから以下のメッセージが届きました。

はい、今回も審査通らずでした。

総量規制関係なく、借入額を今以上に少なくしないとやっぱり新規での借入は難しいのかなぁ、、
そして契約お見送りのメッセージと共に、「他社でのお借入がある方へ」と表したメッセージも届きました。
所謂おまとめローン商品ですが、LINEポケットマネーでは総量規制の対象となるローンの他、総量規制対象外の「借りかえローン」も扱っています。
借入先が複数社ある場合は、通常のローンではなく、借りかえローンの案内が届くようですね。
申し込みしたところで今は審査通らないかと思うので、今回はこれ以上の申し込みはしませんでした。

LINEポケットマネーは来店不要

LINEアプリで全て完結するので、店舗なども無く、来店不要で申し込みから返済まで可能なサービスとなっています。

LINEポケットマネーの口コミは？

ネットには以下のような口コミがありました。
※口コミをそのまま転記すると長くなる為、要点のみ記載しています（意味合いまでは変えていません）

ネットなどでの口コミを見てみると、申込時に限度額3～50万円（増枠300万円まで）のスタンダードプランと限度額3万円（増枠不可）のマイペースプランのどちらかを選択するかで審査可決のハードルが変わり、債務整理中でもマイペースプランに通ったといった情報もあったので、審査に自信が無い方はマイペースプランに申し込みした方が無難かもしれません。
また、公式サイトでは土日の審査について明確に言及されてませんが、「土曜に審査可決の通知がきた」といった口コミ情報もちらほらありました。しかし土日に申し込みしても審査自体は平日のみの可能性が高いです。
他にも様々なLINEサービスの利用状況やユーザーのライフスタイル等に基づいてスコアリングされるLINEスコアというものがあり、スコアによってLINEポケットマネーの貸付条件が決まると言われています。
ただ、口コミではスコアが高くても審査否決になったり、低くても審査可決したりするので、「LINEスコアは審査に関係ないんじゃないか？」といった情報も多かったですが、LINEスコア含めた総合的な判断によるものかと思うので、スコアが全く審査に影響しないわけではないかなと思います。

LINEポケットマネーの審査が不安な方向け

LINEのような大手企業が提供するローンだとAIなどによる機械的な審査が中心になるので、そういった審査に自信が無い人は中小消費者金融に申し込みをするといった選択もあります。
中小消費者金融といっても数多くあるので、著者自身も申し込みした事があるTOP3の厳選業者のみ紹介します。

LINEポケットマネーの申し込みから融資、返済までの流れ

以下が申し込みから返済までの大まかな流れになります。

申込から返済までの利用方法を動画で確認する

LINEポケットマネーの貸付条件、審査基準や土日祝日の審査について

貸付条件

LINEポケットマネー（通常ローン）

融資額	スタンダード：3万円~300万円 マイペース：3万円
申し込み可能年齢	20歳から65歳まで
貸付利率（年率）	スタンダード：3.0~18.0% マイペース：18.0%
遅延損害金（年率）	20.0%
借入方法	・LINE Payへ入金 ・銀行口座へ入金（マイペースは不可）
返済方式	残高スライド元利定額リボルビング方式
返済方法／返済期間	LINE Pay残高から自動返済（毎月16日又は26日） ・契約極度額30万円以下:1〜36ヶ月 ・契約極度額30万円超100万円以下:1~60ヶ月 ・契約極度額100万円超:1〜180ヶ月
担保・連帯保証人	不要

LINEポケットマネー (借りかえローン）

融資額	300万円
申し込み可能年齢	20歳以上、65歳以下
貸付利率（年率）	3.0~15.0%
遅延損害金（年率）	20.0%
借入方法	LINEから直接借入先各社へ元金のみ振込返済
返済方式	元利均等方式
返済方法／返済期間	LINE Pay残高から自動返済（毎月16日又は26日） ・契約極度額30万円以下:1〜36ヶ月 ・契約極度額30万円超100万円以下:1~60ヶ月 ・契約極度額100万円超:1〜180ヶ月
担保・連帯保証人	不要

LINEポケットマネーは上限300万円で設定されていますが、申込時は最大でも50万円までの限度額で設定されます。その後、利用状況等によって増枠が可能となり、スタンダードプランであれば最大で300万円までの増枠が可能となります。
また、複数社から借入がある方向けにおまとめローン（借りかえローン）も扱っています。
※プランの詳細については公式サイトにてご確認ください。

審査基準

LINEポケットマネーの公式サイトでは利用対象を以下のように記載しています。

新規契約時の年齢が満20歳から65歳までの安定かつ継続した収入の見込める方であることなど、当社が定めた条件を満たす方
・契約中の場合、満69歳までご利用いただけます。
・学生や主婦の方もアルバイトなど安定した収入がある方はお申込いただけます。
・審査の結果によってはご利用できない場合がございます。
・当社所定の保証会社の保証を受けられる方
・LINEポケットマネーではLINEスコアを加味した審査結果によって、貸付極度額や貸付利率(実質年率)が提示されます。

引用元：LINEポケットマネー公式より

LINEポケットマネーも他の貸金業者と同様、本人に収入があれば、派遣やパート、アルバイトなど雇用形態は特段関係なく申し込みが可能ですが、独自性があるとすれば審査にLINEスコア（AIによる信用度のスコアリング）を取り入れている事でしょうか。

LINEスコアは審査に影響ある？

スコアはLINEの様々なサービスの利用状況や、ライフスタイルに関する質問などの情報に基づき、100～1000点の間でAIがスコアリングして、毎月最新の利用状況で変動するような仕組みになっています。
LINEポケットマネーに申し込むにはLINEスコアが201点以上無いとそもそも申し込みができません。
公式でもLINEスコアで貸付条件が決まると記載されていますので、審査へ何らかの影響があるとは思いますが、スコアの高い、低いによってどこまで審査可否に影響を及ぼしているのかまではわかりません。
また、LINEポケットマネーの出資会社であるみずほ銀行の審査ノウハウを引き継いでおり、銀行並みに審査が厳しいとも言われているのも特徴の一つです。

LINEポケットマネーは勤務先への在籍確認あり

大手や一部の中小消費者金融でも在籍確認をせずに審査をする事も増えてきてますが、LINEポケットマネーの審査では勤め先への在籍確認があります。
但し「LINE」の会社名は名乗らず、審査担当者の個人名で勤務先に電話をかけてくるなど、一般的に貸金業者からの電話だとわからないように配慮はしてくれます。
在籍確認の電話は必ず本人が出ないといけないわけではなく、「離席中や外出中」といった事がわかれば在籍確認は完了します。

LINEポケットマネーは即日融資可能？

申込後、最短10分で審査結果が届き、口座登録後すぐに融資を受ける事が可能です。
ただ著者が申し込みした際には、結果が出たのが翌日でした（そして否決）。申込時にLINEから送られてくるメッセージにも2～3日以上かかる可能性もあると記載があり、必ず即日で利用ができるとは限りません。

属性がよければ申し込みから数分で結果が出て、即日融資も可能なのかもしれませんが、多少余裕を持った申し込みをしましょう。

LINEポケットマネーは土日祝日も審査しているの？

公式サイトでは土日の審査について明確に言及されてませんので明確にはわかりません。
土曜に審査可決の通知や、土日に申し込みをして融資受ける事ができたといった口コミ情報もありましたが、LINEポケットマネーは勤務先への在籍確認もありますし、信用情報機関のCICに加え、土日は受付していないJICCにも照会をかける為、これらの事から土日は審査していないと思われます。

LINEポケットマネーは郵送物あり？

審査に通って融資を受ける事になった場合でも、カードや書類などが自宅に届く事はありません。

LINEポケットマネーのよくある質問

以下に公式サイトに記載しているQ＆Aをそのまま転記しますので、利用検討の参考にしてみてください。

LINEポケットマネーのメリット・デメリット、総合評価

メリット・デメリット

✓メリット
・LINEで申し込みから返済まで全て完結
・LINE Payで入金、返済が可能
・審査は最短10分で即日融資も可能
・30日間の利息キャッシュバックあり
・カードや郵送物などが自宅に送られてくることがない
・通常ローンの他、借りかえローン商品あり

✓デメリット
・土日祝日は審査をしていない可能性が高い
・勤務先への在籍確認がある
・大手消費者金融より審査が厳しい可能性あり

総合評価

私の独断と偏見にはなりますが、以下のような評価となります。

審査基準	△
即日融資	〇
土日祝日融資	×
来店不要	〇
借入限度額	〇
利息	△
利便性（借入・返済）	〇
商品ラインナップ	〇
郵送物無し	〇
在籍確認	×
総合評価	3.5

審査基準が他の大手消費者金融と比較してちょっとどうなのかなとは思いましたが、誰もが知っているLINEが提供しているローン商品で利便性も申し分無いと思いますので、借入先の選択肢には十分入ると思います。

まとめ

LINEアプリで手軽に申し込みから返済まで利用ができ、LINEPayへチャージする事でキャッシュレス決済でも利用できるなど、大手ならではの利便性が充実しています。
日本人であれば誰もが知ってる「LINE」が提供するローンなので安心して利用ができます。