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返済困難な借金は債務整理かおまとめローンどっちがいい?債務整理に強い弁護士事務所も紹介

債務整理

どうも、狩井玲王と申します。
複数の貸金業者で借金していて「借金の返済が困難・・・」私も幾度となくこんな状況に陥った過去があり、その度にどうにか凌いでいる状況ですが、本当に寝れないぐらい悩む事もありましたし、一日中借金の事で頭がいっぱい・・なんて事もありました。
今はちょっと開き直りに近いというか、借金をポジティブに捉えられるようになったので寝れないぐらいに思い悩む、、なんて事は少なくなったものの、貸金業者に800万円以上借金がある身、なんだかんだ強がっていますがそれなりに悩む事もまだあります。
そして借金の返済が困難な状況になった時に思い浮かぶ選択肢としては以下があると思います。

・債務整理するか
・おまとめローンで金利の有利な所に借り換えるか

私も例外なくその2択で悩みました。
今回は返済困難な借金に関しては債務整理するべきか、はたまたおまとめローンを利用するべきかについて書きたいと思います。

狩井怜王
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この記事はこんな人におすすめ!

・複数の貸金業者への借金返済が困難な状況

・おまとめローンを検討している
・債務整理を検討している

・おまとめか債務整理のどちらがいいか迷っている

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この記事を書いた人
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狩井 玲王

都内に住む40代会社員。
20代で450万円の借金を抱える多重債務者となるも、20代の内に自力で完済。
その後FXや仮想通貨取引、ギャンブルが原因で再び消費者金融や銀行カードローン、クレジットカードなど借入先15件、借入額800万円を抱える多重債務者となる。
これまでの自身の経験を基に借入に関する様々な情報を発信していきます。

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おまとめローンのメリット・デメリット

おまとめローンって?

おまとめローンとは別名借換えローンと言われており、複数ある借入先を一社にまとめたり、利息の高い業者から低い業者へ借り換えを行うなどで月々の返済額や利息の軽減が可能なローン商品の事です。

消費者金融のおまとめローン

「貸金業法に基づく借換えローン」という形で消費者金融各社がおまとめローン的な商品を用意してますが、気になるのは消費者金融の借換えローンが総量規制(年収の3分の1以上を超えた借入ができない規制)の対象になるのかどうか。
結論としては利息の軽減など利用者に一方的有利となる借換えになるのであれば既に総量規制を超える借入があったとしても例外として認められるケースがあります。
逆に言うと、借換え先よりも低金利で借入をしている場合などは有利な借換えに該当せず、総量規制の例外として認められない事もあります。
※総量規制の詳細については日本貸金業協会のサイトをご覧ください

狩井怜王
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消費者金融でもおまとめローンであれば総量規制の対象外になります。

銀行のおまとめローン

消費者金融と違う点は、貸金業法上の総量規制は銀行法で運営している銀行ローンには適用されません。しかし審査は消費者金融より厳しいのが特徴です。
銀行は消費者金融より低金利のところが殆どの為、借換えローンといった商品自体が無かったとしても結果的に使途自由な低金利のローンを利用して消費者金融など利息の高い借入先から借換える事で、おまとめローンと同じような効果が得られる事もあります。
ただ上記のような使途自由なローンだと初回の貸付額が数十万円程度の場合も多く、あまりおまとめローンとしてのインパクトはありません。
まとめたい借入額が多くそれなりの資金が必要な場合は、借換えローンを扱っている銀行に申し込むのがいいと思います。
銀行のローンの方が消費者金融に比べて金利面で有利ですので、まずは銀行でチャレンジしてみて、駄目なら消費者金融の借換えローンの商品を利用する形が一般的な流れになります。

狩井怜王
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銀行は審査厳しい代わりに金利が低いのが特徴です。

おまとめローンのメリット・デメリット

✓メリット
・複数の借入先が1つにまとまる事による精神的負担の軽減
・複数業者への支払いの手間の削減、支払日の統一
・低金利への借換えにより返済総額の削減に繋がる
・毎月の返済額の軽減によるキャッシュフローの改善
・既に総量規制オーバーして借入していても借入可能
・借入件数減少及び一社からの借入額上昇による信用情報の改善

デメリット
・審査がある為、利用したくてもできない場合がある
・借入件数、キャッシュフローが改善する事で、新たな借金を作ってしまうリスク
・月々の返済額が緩やかになる事で、返済期間が長引き返済総額が増えてしまう事がある
・借金自体が無くなるわけではない

おまとめローンを利用する最大のメリットは利息の軽減と精神的負担の軽減かなと。
ただ、やはりリスクとしてはデメリットの1つである、キャッシュフローが改善された事で調子に乗って新たな借金を重ねてしまい、結局おまとめローンで借金を完済するどころか、逆に借金が増えててしまったなんて事もよくあります。これが非常に怖い。
意思の問題とはいえ、借金を繰り返してしまうような方は特に注意する必要があります。

狩井怜王
狩井怜王

私も過去に銀行のおまとめローンを利用して複数社からの借入を一本化した事がありますが、完済するどころか最終的に借金が増えてしまいました。本当に注意が必要です。。

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債務整理の種類とメリット・デメリット

債務整理って?

債務整理とは返済困難になった借金を減額したり、帳消しにしたりする手続きの事です。
個人でもできる手続きはありますが、だいたい弁護士や司法書士などに依頼して手続きをすすめます。

債務整理の種類とメリット・デメリット

債務整理の種類は主に「任意整理及び過払い金請求」「個人再生」「自己破産」などがあります。
任意整理であれば裁判所を通さず比較的簡単に手続きができますが、個人再生や自己破産など借金の金額を大幅に削減または帳消しにする手続きは裁判所を通す必要があります。

任意整理及び過払い金請求

「借金を何とかしたい!」と思った時に最も多く利用されているのが任意整理の手続きです。
弁護士や司法書士を介して消費者金融などの債権者と交渉して利息カットなどを行い、無理のない返済計画がたてられるように契約内容を変更する手続きです。
また、利息制限法の計算により、過去に債権者に払いすぎた利息が戻ってくる可能性があります(過払い金)。
自分で債権者と交渉するのも可能ですがあまり現実的ではありません、プロに依頼した方が賢明でしょう。
また、裁判所を通す必要が無いので必要書類も少なく比較的簡単に行えます。

✓メリット
・将来利息カットにより返済総額を減らす事ができる
・完済までの道筋が立てられる
・利息制限法の計算により、過去に払いすぎた利息が戻ってくる可能性がある(過払い金)
・裁判所を通す必要が無く、手続きが比較的簡単
・一部の債権者だけの交渉も可能
・手続き開始後は債権者からの催促がこなくなる、給与差し押さえなどもなくなる

✓デメリット
・借金の元金が減るわけではない為、自己破産や個人再生と比べると借金軽減のインパクトは低い
・交渉に応じない貸金業者もある
・既に貸金業者が給与等の差押え手続き中の場合、強制的に止める事はできない
・任意整理後、約5~10年程度金融機関から新たな借入ができなくなる

誰でも過払い金が発生するわけではありませんが、以下の条件に当てはまる方であれば過払い金が戻ってくる可能性があります。

過払い金が戻ってくる可能性が高いケース

・2010年以前に年利20%以上で消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用した事がある。
・上記消費者金融、クレジットカード会社と現在も取引がある。既に完済(解約)している場合は最後の取引から10年以内。

狩井怜王
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債務整理の中で最も手軽な方法になります。

個人再生

弁護士や司法書士に依頼して再生計画を作成し、裁判所で許可されると債務額が原則5分の1から最大10分の1に減額されるという自己破産と任意整理の間ぐらいの借金軽減制度です。
また、減額された借金は3~5年の分割で無理なく返済していく事ができます。
自己破産と違って不動産などの財産を処分する必要がありません。

✓メリット
・借金が5~10分の1に軽減される
・自己破産と違って不動産や車などの財産を処分せずに手続きができる場合がある
・手続き開始後は債権者からの催促がこなくなる、給与差し押さえなどもなくなる

✓デメリット
・自己破産と違って返済を継続してできる収入が無いと手続きができない
・氏名、住所などの個人情報が国が発行する官報に記載される
・個人再生後、約5~10年程度金融機関から新たな借入ができなくなる

自己破産

借金返済が完全に不可能な場合は自己破産します。
弁護士や司法書士に依頼して破産申立書類を作成し、裁判所で免責許可が決定すると借金をゼロにする事ができます。
イメージはあまり良くないかもしれませんが、全ての借金が帳消しになりますので、最強の救済制度ですね。
当然不動産や金融資産など一定の価値のある資産は全て処分しなければいけません。
また、5~10年は新規での借入はできない、手続き期間中は会社役員になれないなどの制限が出てきます。

✓メリット
・借金が帳消しになる
・ある程度の財産は残す事ができる
・手続き開始後は債権者からの催促がこなくなる、給与差し押さえなどもなくなる

✓デメリット
・一定以上の資産を処分する必要がある
・手続き中は一部就けない職業がある(宅建主任者、証券外務員、警備員、土業、会社役員等)
・氏名、住所などの個人情報が国が発行する官報に記載される
・自己破産後、約10年程度金融機関から新たな借入ができなくなる

結局、債務整理とおまとめローンのどちらがいいのか

返済総額で考えるなら債務整理が圧倒的に有利

返済額だけで考えた場合、おまとめローンは利息の差額分に対してのインパクトに対して、利息カットやそもそも元金の削減、帳消しが可能な債務整理の方が支払う金額は少なくなり、圧倒的に有利です。

借金を返せるならブラックにならないおまとめローンの方が有利

個人的な意見としては「収入面など借金を返せるアテがある」のなら、おまとめローンで低金利への借換え、複数の借入の一本化でまずは立て直しを図るのがいいと思います。
債務整理をすると5~10年はブラックとして新たにローンを組んだり、クレジットカードが使用できなくなりますので、将来のお金の選択肢が限定されてしまいます。
クレジットカードはプリペイドカードでまだ代用できるとしても、結婚を控えていたり、向こう10年以内に住宅を購入予定があったり、その他家庭の事情等でどうしてもブラックになれない人は、そもそも債務整理を選択する事が難しいケースもあると思います。
また、今後年収が増えたり、大きく稼ぐ事ができて借金を一括返済できるかもしれません。
仮に任意整理中に一括繰り上げ返済できたとしても、完済後一定期間(最長5年間)は新たに借入する事ができないといった状態が付きまといます。

借金癖があるなら思い切って債務整理した方が将来的にプラスになる

おまとめローンはブラックにはならない分、逆に借金が増えてしまうといったリスクが伴います。
また、そもそも審査に通らないと利用する事すらできません。
債務整理は借金自体の帳消しや削減などかなり有利な手続きになる代わりにブラックとなってしまい一定期間(5~10年程度)は金融機関から新たな借入が不可となる為、金融機関以外(身内や知人など)で借りない限りは借金が増えるリスクは無くなります。
よって借金癖がある人にとっては新たな借入ができない事はデメリットではなく、メリットと考える事もできます。
借金の金額にもよりますが、債務整理をする事で元々貸金業者へ支払う必要があった数百万円から数千万円のお金を自分の為に使えるようになりますので、将来的には大きなプラスになります。
向こう5~10年はローンが組めなくなる事など家族の理解が得られる、もしくはとことん隠し通せるのであれば、さっさと債務整理してしまうのも1つの手かと思います。逆に5~10年経てば再度ローン組む事が可能になりますからね。

狩井怜王
狩井怜王

お金を借りて使う習慣を無くせる事も債務整理のメリットの一つですね。

債務整理するなら借金問題に強い法律事務所を選ぶ

債務整理をする場合、手続きできる法律事務所などは星の数ほどあります。
それぞれの法律事務所にも得手不得手がありますので、債務整理の実績が豊富な法律士事務所に依頼する必要があります。

債務整理に強い弁護士事務所

債務整理専門で対応していたり、債務整理の対応実績が豊富な弁護士事務所でオススメは以下の事務所になります。

弁護士法人ひばり法律事務所
弁護士法人ひばり法律事務所

・年間500~700件の債務整理対応実績!
・借金相談は何度でも無料!
・全国対応可能!
・費用分割払いOK!
・土日も相談可能!

弁護士法人シン・イストワール法律事務所

・累計20,000件超えの債務整理対応実績(10億円超の過払金返還)!
・債務整理専門の法務事務所!
・元大手金融業者スタッフ在籍(債権者側の交渉と駆引きの手法を熟知した交渉力)!
・全国対応可能!
・費用分割払いOK!
・土日も相談可能!

弁護士法人東京ロータス法律事務所
弁護士法人東京ロータス法律事務所[債務整理]

・累計7,000件超えの債務整理対応実績!
・借金相談は何度でも無料!
・全国対応可能!
・費用分割払いOK!
・土日も相談可能!

狩井怜王
狩井怜王

相談は何度でも無料で対応してくれる事務所が多いので、債務整理を検討している方はまずは専門家に相談するところから始めましょう。

経済的に困っている人は法テラス(日本司法支援センター)の利用も検討

法テラスとは国によって設立された法律の総合案内所で、経済的に困っている人を対象に法律の無料相談をしたり、債務整理の弁護士費用を補助してくれるところです。 
債務整理を法テラスを利用して依頼すると、弁護士事務所に直接依頼するよりも債務整理などの費用を抑えられる可能性がありますが、誰でも利用できるわけではなく利用するには以下条件があります。

法テラスを利用できる条件

条件1.収入や資産が一定の基準以内であること
以下の基準 A と基準 B のどちらも満たす必要があります。
●基準A:月収が一定額以下であること
単身者の場合は18万2,000円以下、夫婦の場合は申込者とその配偶者の手取り月収額が25万1,000円以下、3人家族の場合は27万2,000円以下、4人家族以上の場合は29万9,000円以下であること
※ただし、政令指定都市などの大都市部では、この1割増が基準となる

●基準B:現金や預貯金、不動産、有価証券などの保有資産が一定額以下であること
単身者の場合は180万円以下、夫婦の場合は250万円以下、3人家族の場合は270万円以下、4人家族以上の場合は300万円以下であること
※資産基準について詳しくは法テラス法律相談援助の利用条件を参照ください

条件2.勝訴の見込みがないとは言えないこと
任意整理や個人再生の手続きで、和解交渉や調停により借金問題が解決できる可能性があること。自己破産で免責を得られる見込みがあること。

条件3.民事法律扶助の趣旨に適すること
法テラスの利用が報復的感情を満たすだけや宣伝のため、または権利濫用的な訴訟の場合などは利用できません。

上記条件2と3は大丈夫かと思いますが、経済的に困っている人向けという事もあって、条件1を満たす事ができないケースが多いのではないでしょうか。
また、法テラスのデメリットとしては利用するのに審査がある事と(審査の結果利用できない場合がある)、直接弁護士事務所に問い合わせるよりは時間がかかる事が挙げられます。
法テラスは司法書士や弁護士を選べないというような情報がありますが、「持ち込み方式」という方法があり、法テラスと提携している司法書士や弁護士事務所を自分で探して法テラスの制度を適用する事もできますので、法テラスの利用条件がクリアにできそうな人は費用が安くなる法テラスでの債務整理も選択肢として入れてもいいと思います。

法テラスの公式サイトはこちら

まとめ

以下がこの記事のまとめになります。

  • 借金の減額や、本気で完済を目指すならおまとめローンより債務整理の方が圧倒的に有利
  • 返せるアテがあるならブラックを回避できるおまとめローンもあり(但し借入が増えてしまうリスクあり)
  • 5~10年金融機関から新たなローンが組めなくなる事をよしとするなら、さっさと債務整理するのも手
  • 債務整理するなら借金問題に強い法律事務所に依頼する
  • 経済的に困っている人は法テラスでの債務整理も検討する(但し利用条件が厳しい)

私は現在15社800万円ほどの借金があり、おまとめローンの審査も通らない状況なので自力で返済を続けていくか、債務整理するかの二択になっています。
毎月それなりの額の支払いをしていますが、何とかキャッシュフローは回っているのでこのまま自力で完済までもっていければ理想ですが、この先支払う事になる利息の事を考えると、とっとと任意整理してもいいかなとも思っています。

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当ブログでは大なり小なりお金の悩みがある方々にとって有益な情報を提供できるよう努めております。
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勿論カバーにも審査はありますが、有料サービスへの登録がセットなので、通常のローンよりも審査の敷居は低い印象です。実際私自身も消費者金融やクレジットカードの審査には通りませんでしたが、同時期に申し込んで「カバー」の審査は通りましたので(勿論必ず審査に通るとは言えませんが)。

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