どうも、狩井玲王と申します。
今回は借金で悩んでいる方々がこの記事を読んで少しでも精神的に楽になってもらえるような記事を書こうと決めて、自分なりにいろいろと思う所を書き綴りました。
私自身どちらかというとかなりポジティブ思考で楽天的な性格であると自負しているつもりですが、そんな私でさえもふとした時に現状の借金まみれの状態を思い悩んでしまう事も少なからずあるのですから、そういった性格ではない人だとそれはもう耐え難い事なのかもしれません。
私も現在銀行や消費者金融、クレジットカードなど15件800万円の借入があり、いろんなブログやサイトを見ても割とトップクラスですが(笑)、悩むよりポジティブに考える事をモットーに精神的にはやっていけてるので、全ての人には届かずとも、ちょっとでも借金で苦しんでいる方々の助けになれるような記事が書ければいいなと真面目に思っています。
借金は無理に返済しなくていい
まずは借金の悩みの根本原因の一つに借金はきちんと返済しなければいけないといった考え方があると思います。
真面目な方ほど自転車操業してでも一生懸命返済をしますし、貸金業者から督促の電話やメールなどが入ると申し訳ないといった気持になります。
勿論それが常識ですし、借りたものは返さないといけません。
但し無理して返済するあまり、精神面など体調を崩したりするのはちょっともったいないなと思います。
そもそもの考え方として借金は返済しなければいけないといった真面目な気持ちを取っ払う必要があります。
決して計画的に踏み倒すとか、任意整理や自己破産などを推奨しているわけではありませんが、既にキャッシュフローが破綻しているのに貸金業者に対して罪悪感や恥ずかしいといった気持ち、道理に外れている、などといった感情が芽生えて無理な返済をして、精神的に追い詰められている方も多いのが現状だと思うので、そういった方は少し発想を変えてみるといいかもしれません。
極論、借金は無理して返済しなくてもいいし、支払いも滞ってもいいと割り切った考え方ができればストレスの溜まらない借金生活のベースとしてはOKです。
貸す側に問題があると完全に開き直る(自己中心的に考える)
ここから先の内容について予めお断りをしておきますが、あくまで債務者側の借金による精神的負担軽減を目的とした記事の為、貸金業者にお勤めの方がこの記事をご覧になると少し心象を害す部分もあるかもしれませんので、そういった方は右から左へ流してください…もしくはそっとこのブログを閉じてください。。
返済困難に陥り易い人に貸す方が問題!
私も貸金業者からの増額融資の営業電話に何度もやられました(助けられた事もありますが)。
断っても「もしもの時の為に枠だけでも確保しておきませんか?」と割としつこく売り込まれ、結局自分自身の意思の問題とは言え追加融資枠が増えたら増えた分だけ借金を重ねてしまう性分を見込んでの営業だなと。向こうも商売なんで当然と言えば当然ですが、借入枠が増えると案の定、自分のお金じゃないのに気持ちが大きくなってどんどん借金が膨らんでしまって結局首が回らなくなって…つまり消費者金融などで借金をしている時点でこうなる可能性が高いのに、「ここまでお金を貸す方に問題あるでしょ!」と思います。
今は総量規制もあったりしますが、順調に返済していると借金が減っていく過程で増額融資の誘惑をしてきます。で、結局借りて完済はおろか、借金が膨らみます。
なので例え返済不能や支払いが滞ってしまったとしても、「そっちがそんなに貸してくるから、返せなくなるぐらい使っちゃったでしょ!」ってぐらい自己中心的に考えるようにすれば貸金業者に対して変に罪悪感を感じる事が無くなります。
どこも貸してくれない時に手を差し伸べてくれた業者には感謝すら覚えてしまい、必ず恩を返す(利息付きでお金をちゃんと返す!)なんて気持ちも私も何度も芽生えた経験はありますが、結局ギャンブルや投資で溶かして借金とストレスだけ残った事も多かったので、であれば「最初から貸してくれなかった方が良かったわ」と思う事の方が多かったですね。
いつでも任意整理や自己破産はできる!
借りたお金をちゃんと返さないといけないのは、返せるアテがある人だけでOK。どう頑張っても返せない場合は国の借金救済制度を使えば借金軽減やチャラにだってできます。
私のように借金800万円ある人なら自己破産でチャラにできれば800万円プラスどころか、将来払う必要のあった利息分まで含めると約1,000万円以上のお金をGETするようなもんです。自己破産によるデメリットもありますが、それで借金がチャラになって人生の選択肢の幅を増やせるのであれば大した話ではありません。過去は変えられないので未来をどう切り拓くかです。基本的に自己破産は勝利です。勝ち組です。良い国ですね。
勉強代は貸金業者が払うハメになってしまいますが、業者も一定の貸し倒れリスクを見込んで貸しているので、私一人が数十万、数百万円踏み倒した所で業者からすると微々たるお金です。
個人の数十万、数百万円は人生を大きく左右する事さえできる金額なのに、貸金業者(企業)からすると大した金額ではありません。
貸金業者に義理は無い!
知人や身内といった親しい関係でお金を借りた場合は後々の人間関係にも尾をひくのでちゃんと返すべきですが、消費者金融などでお金を借りている場合は、できる事ならすぐにでも解約したい(縁を切りたい)と思ってますよね。
つまり縁を切りたいと思っている相手に義理はありませんし、気を遣う必要もありません。
私も経験ありありますが、中小の貸金業者(所謂街金)で人情味のある担当者と対面で話して融資してもらった場合、担当者と割と仲良くなってしまうケースもあると思いますが、それでも考え方は一緒です。いつでもスパッと別れる(完済して二度と借りないか、返せない場合は債務整理する)心持ちでいましょう。
返済期限に遅れても申し訳無いとは思わない!
返済期限に遅れてしまったら貸金業者によっては電話だったり、メールだったり、ハガキだったりで督促の連絡がありますが、一切申し訳無いとは思わない事です。
むしろ遅れた分遅延損害金取られるので、「逆にこっちが支払い遅れた方が利息多く取れるでしょ!」って話です。
しかも督促の連絡が上から目線で偉そうだったら「え、そんな言い方するなら返さなくてもいいですよ。」ぐらい言えれば強いです。人としては最低ですが(笑)でも偉そうに言われる筋合いもありません。
ただ、返済が滞ってる時に電話に全く出なかったりすると、勤務先にも連絡が来たりするので、それが困る場合は電話には出るようにした方がいいですね。
とは言え勤務先にまで督促電話が来るような状況だと、もはや返済困難な状態かと思いますので、債務整理を検討するタイミングです。
債務整理の手続きに入ったら貸金業者は督促をストップせざるを得ないので、電話がかかってくる事もありません。
借金返済は義務では無い!借り手の方が圧倒的に優位!
借金返済は義務ではなく、努力義務なんですよね。返せなくなっちゃったらもう仕方ありません。返せなくなったからといって警察に捕まったりもしませんし、自己破産すれば借金の返済を国の制度で免除されますので、借金はまさに借りたもん勝ち!とはよく言ったもんで、貸し手より借り手の方が圧倒的に優位です。優位な立場にいるのに悩んでいるのが本当は滑稽なんです。
借金の悩みと向き合いつつ、ポジティブに捉える
繰り返しになりますが、借金があって非常に悩む気持ちもよくわかります。
私も眠れない夜も多々ありました。でもなんだかんだでプラスに、ポジティブに借金と向き合ってきたなとも思います。
また、常に最悪のケースを想定しておく事も借金の悩みを軽減するポイントだと考えています。
例えば家族に借金がバレてしまった、失業して稼ぎが無くなってしまった、自己破産せざるを得ない状態になってしまった、など通常は極力避けたい事を敢えて想定内にしておく事で、漠然とした不安が軽減されると思います。
借金の悩みとしてあげられそうなものをいくつかピックアップしてみましたので、私なりの考えを述べさせていただきます。
借金が家族などにバレないかビクビクしている
これが一番悩みとしては多いかもしれませんね。借金ってマイナスのイメージが大きいので家族に内緒にしている方も多いと思います。なので借金が家族にバレてしまわないかといった悩みは非常に大きなストレスになるかと思います。
一番の解決策としてはやはり「家族にちゃんと打ち明ける」事だと私は考えていますが、どうしても家族に言えないケースってあると思います。バレたら間違いなく離婚されるなんて場合はなかなか打ち明けられないのが現実(私がそうですね)。
因みに私は20代の頃に、ギャンブルで作った300万円ほどの借金が親にバレた事があります。
本当は隠し通したかったのですが、結果的にバレてしまって、号泣されてしまい、本当に情けない気持ちでいっぱいになりました。当然ものすごく怒られたのを覚えていますが、その時に親は「全て肩代わりする」と言ってくれました。「親に絶対に迷惑かけたくない」と思ってたのと、自力で解決できる自信もあったので「自分で何とかする」と突っぱねたのを今でも覚えています。
その後、300万円から450万円まで借金が膨らんでしまいましたが、最終的には自力で完済しました。で、何が言いたいかと言うと、家族にバレたら大変な事になる、といった先入観や固定観念から打ち明けられずにいるのが一般的ですが、バレてしまったら確かにものすごい怒られたり、悲しませたり、呆れられたり、いろいろ大変ではあるものの、私の場合は一人で借金を抱えて悩んでいたので、親に不本意ながらもバレてしまった事で、意外にも気持ちの面ではスッキリしたのも事実です。
最終的には家族なのでどうにか解決する為に一緒に考えてくれるものなんだなと。そして時間が解決してくれるもんだなと。
なので家族に借金がバレてしまう事が一概にマイナスになるとは言えず、結果的に良い方向に進むケースだってあるので、一人で悩んでいる方は思い切って家族に借金を打ち明けてみるのはアリだと思います。
いやいやそうは言っても「絶対にバレたくない!」「そんなうまくいかない!」「うちの家族はそんな甘くない!」といった方もいるかもしれませんが、そういった方でもバレてしまった時の覚悟はしておいた方がいいです。つまり家族に借金がバレてしまう事を想定内にしておくという事です。
そもそも自力で解決できないぐらい借金で悩んでいるなら家族にバレた方がむしろ良いかもしれません。逆に自力で解決できるならバレても強気でOKだと思います。
偉そうに言ってますが、私も妻にはまだ借金の事は打ち明けた事はありません。ただ、バレた時の事も想定はしています。
恐らく烈火の如く怒鳴られ、呆れられ、離婚を突き付けられます(嫌だ…)。
でも自分で蒔いた種なので、そうなったらそうなったで覚悟を決めるしかありませんし、なるようにしかなりません。お金としっかりと向き合い、反省を次に生かす事で人生をより良くしていこうと思います。
既に借金が家族などにバレてトラブルになっている
既に家族に借金がバレてしまい、そしてトラブルになっている場合は、どちらかと言うと解決に向けて動き出している時だと思いますので、この場合はもう開き直って前向きに考えるしかないと思います。その上で、自力で何とかできるなら家族の力を借りずに自分の責任の中で解決する事を約束すればいいですし、家族が助けてくれるなら助けてもらえばいいと思います。
勿論、トラブルっている以上はそう簡単な話ではないでしょうが、個人的には例え家族にバレても自力で何とか解決する方法を探す、収入が少ない場合は増やす努力をする事が必要だと思っています。今のご時世稼ぐ方法はたくさんあります。
借金があって欲しいものが買えない
私も欲しい物たくさんあります。でもお金が無くては得られないものも多いです。
満たされない物欲に悶々とする事もありますが、そもそも身の丈を知るべきなんですよね。
勘違いしてはいけません。借金ある身で贅沢言っちゃいけません。最低限の身だしなみは整える必要はありますが、必要以上の身だしなみを整える必要はありません。
でもだからと言って「諦める」とはちょっと違っていて、例えばいつかは高級腕時計を身につけ、カッコイイ車に乗って颯爽とドライブして悠々自適に生活している自分になりたい!といった物欲は稼ぐ事や借金完済のモチベーションにもなるので完全に捨てなくてもいいかなと思います。
借金があっていろいろ制限されている事に対する憤り
お金が無いと物欲が満たされないのもそうですが、やりたい事をやりたいようにできない事もあります。ただ、一方で制限されていた方が健全といった考え方もあります。
私の場合、意思の問題ですがお金があったらあっただけ使ってしまいます。本当に浪費が多いです。無駄遣いが多いです。だから借金が増えました。なので多少は制限されていた方が健全なんですよね。
たまに自分自身に問いかけてみる事があります。
「本当にお金が無くて不自由なのか?」と。結局誰かと比較して「自分は借金もあってやりたい事が自由にできずに可哀そうだと思い込んでるだけなのでは?」と。
冷静に考えてみると、意外にも「お金が無くてもわりと不自由なく暮らせているのでは?」と思える事が多々あります。
欲求なんてのは果てが無いですし追い求めてもきりがありません。前述の通りお金なんてあったらあっただけ使ってしまいたくなりますので、極論、衣食住があるだけで恵まれた環境にいると思えるかどうかだと思います。考え方次第で幸福度がだいぶ変わってきます。
私自身、借金がある身なのでお金の余裕はありませんが、それでも日々、周囲の人や環境に対して感謝の気持ちを忘れず、自分は恵まれているなと思うようにしています。なので心までは枯渇していません。ただ、ここで満足していたら駄目だと思います。この状況に奮起して、この逆境をバネに上りつめてやろう!といった気概も大事だと思います。
収入が低くて借金返済が困難、自転車操業
債務整理をしないなら何が何でも借金完済に向けて自力で返済していく為に収入を上げる事を真剣に考えるべきです。私も本業だけの収入では給料を借金返済に回すと毎月赤字だったので、本気で副業でネットビジネスをやったりして、年間400~500万円の副収入を得ていた時期もあり、本業だけなら会社員の平均年収よりちょっと高いぐらいの収入でしたが、副収入と合わせて年収1,000万円以上にして毎月のキャッシュフローを何とか回してました。
ただ私の場合は稼いだら稼いだ分、浪費するタイプなのでそれでも足りず、結果的に借金が膨らんだんですが…。
今は本業メインなので副業がほぼできなくなってしまい、過去には年間数百万円あった副収入はほぼゼロですが、その分本業だけでもそれなりに稼げるようになったので、多額の借金がありながらも自力で何とかやり繰りできている次第です。
借金が無かったら今の仕事もここまで続いていない&年収になっていませんし、ネットビジネスで数百万円稼ぐような経験もしてなかったかもしれません。借金がある事で明らかに自分の収入のベースアップには繋がったと今思えば感じます。
いずれにしても複数の収入源を持つ事は借金が無くても非常に重要な事だと思いますので、今の収入源とは別にもう2、3本収入の柱を持つ事を考えてもいいと思います。
まさにピンチはチャンスですね!
まとめ
長文になってしまいましたが、以下がまとめです。
あくまで私の個人的な意見なので共感できない方もいるかと思いますが、少なくとも私自身は多額の借金を抱えながらも割とこれまで前向きに考える事ができてますし、借金がある事で助かった事があるのも事実です。
そして借金をバネにお金を稼ぐ力は付いてきています。それに比例して借金の金額も大きくなり、800万円の借金が多いかどうかは人それぞれですが、私にとっては過去最高に借金してます(笑)よってポジティブに考えるとここを乗り越えれば過去最高に収入のベースアップに繋がる可能性もあります。借金がある事が決してマイナスとは限らないですし、多額の借金を抱えていてもいつかは解決する時が来ると信じて、そしてその時の事を考えてワクワクするぐらい、今のこの最低な状況を敢えて経験してる!せっかくだから楽しむ!ぐらいの感覚になれたら気持ちが楽になるかもしれませんね。
多重債務で返済が困難な場合は一人で思い悩まず、家族や誰かに相談できるのが一番理想ではあるのですが、国の公的機関も借金の相談窓口を設定していますので、こういった相談窓口を利用するのもいいかもしれません。
参考リンク
多重債務についての相談窓口(金融庁WEBサイト)
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