ユーファイナンスのおまとめローンで借りれた口コミは？審査は甘いの？来店は必須？

どうも、狩井玲王と申します。
今回はおまとめ（借換え）ローン商品に力を入れている消費者金融「ユーファイナンス」についてです。
同じく中小消費者金融でありながらおまとめローン（あと不動産担保ローンも）商品に力を入れている中央リテールと類似している業者と言われています。
おまとめローンでどこも貸してくれなくなった際の行き着く先として、「中央リテール」と「ユーファイナンス」はよく出てくる消費者金融ですね。

ユーファイナンスについて

平成17年に東京で設立された消費者金融です。
おまとめローンと言えば「銀行」や「大手消費者金融」のイメージが強いですが、ユーファイナンスは中央リテール同様に中小消費者金融の中では珍しくおまとめ（借換え）ローン中心に融資を行っています（別途不動産担保ローンあり）。

ユーファイナンスの会社情報

商号	株式会社ＵＣＳ（ユーファイナンス）
本社所在地	東京都台東区小島2-14-5　毛利ビル7F
設立	平成17年8月
資本金	5,300万円
貸金業登録番号	東京都知事（7）第29876号
協会	加盟無し

ユーファイナンスですが、金融庁が許可している正規業者ではありますが、日本貸金業協会への加盟はありません。
協会への加盟は強制ではないので特段問題があるわけではありませんが、中堅以上の貸金業者なら100％加盟しており、よく比較対象となる中央リテールは協会に加盟しています。

著者のユーファイナンス申し込み体験談、審査結果は？

残念ながら著者はユーファイナンスを利用した事がありません。
「中央リテール」のおまとめローン借入限度額は最大500万円ですが、「ユーファイナンス」は最大で700万円まで融資が可能との事で、本当に貸してくれるのであれば大変魅力的ではあるのですが、それでも10数社の借入先からトータルで800万円以上の借入がある著者ではまず審査に通らないかなと考えています。

ユーファイナンスは来店必須

ユーファイナンスで融資を受ける際には御徒町の店舗へ来店が原則必要となります。
よって申し込み対象エリアは以下となっていますので、エリア外にお住いの方は事前にユーファイナンスへ電話して確認する事をオススメします。仮審査で審査通過して来店したとしても本審査で否決となる場合もあるので、遠方の方はあまりオススメできませんね。

どうしても来店できない場合は？

以下の通り公式サイトでは来店審査（原則）となっているので、状況や相談次第では来店無しで審査してもらえる事もあると解釈できますが、現実問題難しいでしょう。
何としてでもこの人に貸したい！！絶対貸したい！！と思えるような属性とかなら別かもしれませんが…

ユーファイナンスの口コミは？

ネットには以下のような口コミがありました。
※口コミをそのまま転記すると長くなる為、要点のみ記載しています（意味合いまでは変えていません）

ぶっちゃけ信憑性の高い良い口コミ（＝実際に融資に繋がった口コミ）はネット上にはあまり見当たらず、返済能力に懸念がある方がわざわざ店舗まで行ったのに結局融資してもらえず、任意整理を奨められたといった口コミが多い印象です。
これは類似の中小消費者金融である「中央リテール」でも同じような口コミが目立ちました。
著者もですが、はっきり言って大手の消費者金融や銀行でおまとめローンの審査に通らず、ユーファイナンスや中央リテールの申し込みを検討している時点で、あまり良い属性ではない事が前提なので、融資実態が無く司法書士や弁護士を紹介してくる所謂「紹介屋」や「整理屋」の類ではないか？といった口コミが多い業者の一つではありますが、金融庁や貸金業協会も消費者からそういった相談が多い事を受けて取締りを強化するといった話も数年前からありますし（ユーファイナンスは貸金業協会未加盟ですが…）、その上で今でも正規業者として営業できているので、融資している人にはしているのかなとも思います。
ただ、著者自身が申し込みしていないので何とも言えないのが正直なところですね。

ユーファイナンスの申し込みから融資、返済までの流れ

以下が申し込みから返済までの大まかな流れになります。

ユーファンナスの貸付条件、審査基準や土日祝日の審査について

貸付条件

融資額	100～700万円（不動産担保ローンは3,000万円）
申し込み可能年齢	20歳以上
貸付利率（年率）	7.3%～15%（不動産担保ローンは4.5%～15%）
遅延損害金（年率）	20.00％
借入方法	店舗で他社借入先への返済のみ（融資金額は手元に残らない）
返済方式	元利均等返済
返済方法／返済期間	銀行振込／提携ATMでの返済
担保・連帯保証人	原則不要

ユーファイナンスでおまとめする場合は上限700万円までで、100万円未満の小口融資の取り扱いはありません。金利も7.3%～15％が貸付条件となっています。

ユーファイナンスと中央リテールとの比較

よく比較対象となる中央リテールとのローン商品比較になります。

	ユーファイナンス	中央リテール
所在地	東京都台東区	東京都渋谷区
融資額	100～700万円	～500万円
貸付利率（年率）	年7.3%～15.0%	年10.95～13.0％
遅延損害金（年率）	20.0％	20.0％
返済方式	元利均等	元利均等
審査時間	最短2時間	最短2時間
最短融資	2営業日	翌営業日
担保・連帯保証人	不要	不要

限度額はユーファイナンスの方が700万円と高いですが、最大利率は中央リテールの方が13%と低いです。
審査は中央リテールの方が早い印象ですが、全体的に両社遜色無い感じです。
ただユーファイナンスは貸金業協会未加盟に対して、中央リテールは加盟している点が大きな違いかもしれません。

中央リテールの記事も載せておきますので、中小消費者金融でのおまとめローンを検討している方はあわせて確認してみてください。

審査基準

ユーファイナンスのおまとめローンは審査甘いのか？といった疑問。
まず、ユーファイナンスに限らずですが、おまとめローンは総量規制の対象外である為、年収の3分の1を超える借入ができます。
中には著者のように総量規制対象の消費者金融と、総量規制対象ではない銀行カードローンを利用している事で、年収の3分の1を大幅に超えてしまっているケースであっても、審査に通れば全てまとめる事ができるのがおまとめローンの最大のメリットかと思います。
しかしどうしても借入金額が大きくなりがちなおまとめローンは通常のフリーローンよりも審査が厳しいとも言われており、ユーファイナンスも例外ではないでしょう。
但し対面与信などにより、銀行や大手消費者金融では審査に通らなかった方も、比較的柔軟に審査をしてくれる可能性はまだあります。

ユーファイナンスは勤務先へ在籍確認する？

一般的な消費者金融と同様に在籍確認はあります。業者名は名乗らず、審査担当者が個人名で勤務先に電話をかけてきます。
必ず本人が電話に出ないといけないわけではなく、「離席中や外出中」といった事がわかれば在籍確認は完了します。

ユーファイナンスは即日融資可能？

仮審査後、後日店舗に赴く必要がある為、即日融資はやっていません。

ユーファイナンスは土日祝日も審査しているの？

ネットで申し込み後、店舗に赴いての本審査となりますが、土日に関しても第２第４土曜日であれば10:00～15:00は営業していますので、そのタイミングで予約ができれば土日であっても審査してくれます。
参考までにユーファイナンスの営業時間を再度記載しておきます。

ユーファイナンスは郵送物あり？

店舗に直接赴いての契約となる為、自宅に契約書などが送られてくる事はありません。

ユーファイナンスのメリット・デメリット、総合評価

メリット・デメリット

✓メリット
・既に年収の3分の1借入があっても借入可能（総量規制の対象外）
・限度額700万円まで借入可能
・複数社の借入を低金利でまとめる事で、返済管理、返済金額、精神的負担などが軽減される
・審査が不安な方でも申し込んでみる価値はある
・「本気で完済を目指す人」にとってはいろいろと自分自身の借金と向き合う良い機会になるかも

✓デメリット
・本審査で台東区（最寄：御徒町駅）の店舗まで赴く必要がある
・100万円未満の小口融資が受けられない
・資金は他社借入返済のみにしか利用不可（借換えローンの場合）
・審査に通らなかった場合、債務整理を奨められる口コミ多数
・大手業者と違いどちらかと言えば街金のイメージ

総合評価

私の独断と偏見にはなりますが、以下のような評価となります。

審査基準	△
即日融資	×
土日祝日融資	×
来店不要（WEB完結）	×
借入限度額	〇
利息	〇
利便性（借入・返済）	×
商品ラインナップ	△
郵送物無し	〇
在籍確認	×
総合評価	2.0

著者の独断と偏見評価では、中央リテールと同等の評価でした。
おまとめローンの場合はユーファイナンスに限らずですが、複数社から上限金利18％とかで毎月返済されている方ならかなり利息の削減＝返済総額の削減に繋がります。おまとめにより支払日も統一される為、返済管理も容易になり、なにより複数社から借入があるより、一社からしか借入していない方が精神的に楽になります。

まとめ

おまとめローンの審査に通らなかったら、いよいよ債務整理を本格検討するタイミングと言われています。
ただ、債務整理をする場合、手続きできる法律事務所などは星の数ほどあってどこに頼めばいいか迷うところです。それぞれの法律事務所にも得手不得手がありますので、債務整理の実績が豊富な法律士事務所に依頼する必要があります。
以下記事では債務整理とおまとめローンについてと、債務整理に強みをもつ弁護士事務所を紹介していますので、債務整理も選択肢の一つとして検討している方は是非ご覧ください。